プロフィール
小鷹信光
1936年岐阜県生まれ。早稲田大学英文科卒。日本推理作家協会会員。
大学在学中からハードボイルド小説の研究、翻訳を始め、訳書、編纂書は100冊を超える。自伝的評論エッセイ『私のハードボイルド―固茹で玉子の戦後史』で第60回日本推理作家協会賞「評論その他の部門」を受賞。その姉妹篇ともいうべき『私のペイパーバック―ポケットの中の25セントの宇宙』(共に早川書房刊)は氏のライフワークであるペイパーバック研究の集大成となる大著。小説家としても『探偵物語』シリーズ、『刑事コロンボ 殺人依頼』などの著書がある。
主訳書(早川書房刊)
リチャード・スターク
『悪党パーカー/
人狩り』
ロス・マクドナルド
『一瞬の敵』
ジェイムズ・M・ケイン
『郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす』
ジェイムズ・クラムリー
『酔いどれの誇り』
ダシール・ハメット
『マルタの鷹』
主編纂書(早川書房刊)
リチャード・マシスン
『激突!』
ヘンリイ・スレッサー
『夫と妻に捧げる犯罪』
ジャック・リッチー
『ジャック・リッチーのあの手この手』
主著書(早川書房刊)
『私のハードボイルド』
『私のペイパーバック』